はじめに:私の暮らしのルール
こんにちは。石垣島移住、そろそろ1か月が経とうとしています。
新居での生活を始めるにあたって、私はひとつ大きな「自分軸」のルールを決めました。 それは、**「もともとある収納スペース以外には、収納を増やさない」**ということ。
「見せる収納」もおしゃれですが、掃除のしやすさと心のゆとりを優先して、すべてを「枠」の中に収めることにしたんです。
衝撃の「収納全リスト」
でも、この家の収納は決して多くありません。むしろ、工夫なしでは太刀打ちできないほどコンパクト。 わが家の収納のすべてがこちらです。
- キッチン: 幅180cmのシンク下 + 120cmの吊戸棚のみ(カウンターなし)
- トイレ: 収納ゼロ!(あるのはペーパーホルダーのみ)
- 洗面所: 鏡下の小さなドレッサー収納のみ
- 娘の部屋: 幅120cm×奥行80cmのクローゼット(ここは優秀!)
- 母の部屋: 幅70cm×奥行80cmの押し入れ(棚板なし・腰板のみ)
以上です。 ここに、北海道から持ってきた私の資料、本、母の洋服、日用品のすべてを収納します。
「ない」なら「作る」しかない
特に深刻だったのが、母の部屋の幅70cmしかない押し入れです。 腰丈に棚が1枚あるだけで、洋服をかけるバーすらありません。 でも、私はこれを見て「困ったな」ではなく「どう作り替えてやろうか」とワクワクしてしまいました。
「収納以外に置かない」というルールを守るためには、この限られた四角い空間のポテンシャルを120%引き出す必要があります。
思考の順番:分ける、測る、作る
まず最初にしたのは、持ってきた荷物を**「娘・母・キッチン・洗面所」**の4つに分けること。 そして、その場所に必要なモノの量を正確に把握すること。
「足りないから収納を買う」のではなく、「このスペースに収まるように、どうシステムを作るか」を考えます。
「入れるものを決めてから」がシンプルライフのコツ
まずは、押し入れの上の部分に、母の洋服すべてと文具 アルバム 本 資料など。 下の段には、そのほかのものを置く予定。
娘のクローゼットは、とりあえずTシャツなどはすべてハンガーにかけ、ズボンなどはニトリの吊り下げ収納に。今まで引き出しを使っていたのですが、開けるのも閉めるのも面倒なようなので、この際引き出しなしで、吊り下げ収納には入れるだけに。あとはハンガーにかかっていれば、どの服を着るのか一目瞭然。必要な服もわかりやすくなりました。
ランドセルを置いたり、教科書を並べたり、本を置くスペースが必要なので、これもちょうどよいサイズを自作する予定です。
「とりあえず収納ケースを買う」のではなく、まずは入れるべきものを厳選してから、それにぴったりの収納にする予定です。
最後に
次は、この「収納攻略」の第一弾として、一番の難所だった**「幅70cmの押し入れ」をクローゼットに変身させたDIY**の様子をお届けします。
ホームセンター・メイクマンで板をカットしてもらい、既存の壁には釘を一歩も打たずに仕上げた自信作です。
「狭いから無理」ではなく、「狭いからこそ面白い」。 石垣島でのシンプルライフ、少しずつ形になってきました。

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